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ブロックチェーン技術でプライバシー保護を強化したホームセキュリティーカメラ「Ucam」 #CES2020

ブロックチェーン技術やエンドツーエンド暗号化を用い、プライバシー保護に重点を置いた次世代ホームセキュリティーカメラ「Ucam」が、ラスベガスで開催された「CES 2020」でイノベーションアワードを受賞した。

Ucamは、1080pのライブストリーム動画を直接モバイルデバイスに転送するホームセキュリティーカメラだ。ユーザーはUcamで家の内外を撮影し、外出先からスマートフォンアプリで映像を見ることができる。

プライバシー保護機能を重点的に強化し、ユーザー自身が完全にコントロールできるようにしている点がUcamの特徴だ。

Ucamで撮影された映像は即座に暗号化され、権限を与えられたデバイスでないと復号できない仕組みになっている。エンドツーエンド暗号化されるので、通信の際に傍受されても盗み見される心配はない。

IoTeX

開発元のIoTeXはもともとオープンソースプラットフォームとして設立。Ucamの権限付与にはIoTeXが開発したブロックチェーンを使用している。権限は、第三者による改ざんを防ぐスマートコントラクトで付与され、ユーザー本人しか権限の設定や変更はできない。誰がどの動画をどのくらいの長さまで視聴できるかまで指定できる。

その他に、360度撮影、長距離ナイトビジョン、モーションディテクション(動体検知)、Ucamとスマートフォンとの双方向オーディオなどの機能を備えている。

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