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ツーリングをより安全・快適に——バイク用スマートヘルメット「TALI」#CES2020

エレクトロニクス国際見本市「CES 2020」で、フランスのスタートアップが開発したバイク用スマートヘルメット「TALI」がイノベーションアワードのTech for a Better World部門賞に輝いた。

TALIは、デザイン性を保ちつつ、安全性と機能性を高めたスマートヘルメット。ライダーの視認性を向上させるため、バイザーは光が当たると色調/濃度が変わるフォトクロミック対応としているのに加え、ライダーの注意が散漫になるのを防ぐため、スマートフォンとBluetooth接続して、Siri、Google Assistantなどの音声アシスタントが使えるようにしている。また、事故などによる衝撃が検出された場合に自動的に緊急通報する機能もある。

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他のスマートヘルメットに比べ、TALIの大きな特徴は、被視認性を考慮した機能を備えている点だ。TALIはバイクと連動して点灯するブレーキランプ、方向指示器などのLEDを装備している。これにより、他の車やバイクにライダーの意志をはっきりと伝えることができるため、ツーリングの安全性が高まる。

TALIの予定価格は1200ドル(約13万円)程度で、2020年末から2021年頭の発売を目指すとしている。

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