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モーションリブ、力加減を伴う動作を力センサーレスで制御できる空気圧駆動システムを開発

モーションリブは2020年1月17日、リアルハプティクスICチップ「AbcCore」を搭載した空気圧駆動システムの開発に成功したと発表した。

本システムでは、空気圧アクチュエーターで力加減のリアルタイム制御を力センサーレスで行えるのに加え、力加減を伴う動作の記録/再現/伝送が可能となる。また空気圧アクチュエーターと電動アクチュエーターといった、異なる駆動機構の装置間での力触覚を有した遠隔操作にも対応している。

これまでの空気圧アクチュエーターは、予め決めた一定の力や、ストロークでの動作は得意としていたが、リアルタイムな位置/速度/力の制御は難しいとされてきた。本システムにより、アクチュエーターに加わる反力を力センサーレスで推定することや、位置/速度/力の微細な調節ができる。これまで空気圧アクチュエーターでは達成が困難だった動作も実現可能となり、利用局面が広がる。

なお本システムは、2020年2月5~7日にパシフィコ横浜で開催される「テクニカルショウヨコハマ2020」に出展予定だ。

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