DesignSpark PCBは、同社が無料で提供している電子設計用プリント基板CADソフトで、回路図面、基板配線図、ガーバー、部品表の作成に加えて、ケース設計用3Dデータの出力が可能だ。

今回発売されたDesignSpark PCB Proには、無料版にはなかった面付け機能、ブラインドビア、ティアドロップ、ハッチングベタ、ヴァリエーションマネージャーといった新機能に加え、円弧配線、日本語フォント表記、ストックチェック、ODB++出力、3D CAD連携といった機能を標準搭載している。さらに、部品ライブラリ1500万点超を同社のサイト上からダウンロードして使用できる。

DesignSpark PCBとDesignSpark PCB ProのいずれもWindows OS（Windows8以降）で動作する。MS Officeの操作性を踏襲しており、ExcelやPowerPointなどの各種ショートカットキーやマウス操作が、回路編集、基板編集、ライブラリ編集のいずれの画面でも使用できる。

価格は永久ライセンスで、6万円（税別）の売り切り販売となる。