新しいものづくりがわかるメディア

RSS


ディスプレイ付きスマートスピーカー「スマコン」、市場投入へ向け株式投資型クラウドファンディングを開始

iXOSは2020年2月2日から、株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO」にて、募集による投資申込みの受付を開始。

同社は本クラウドファンディングにより、ディスプレイ付きスマートスピーカー「スマコン」の市場投入と認知拡大を目指す。募集期間は2020年2月2日~2020年2月4日で、上限とする募集額は4000万円(1口10万、1人5口まで)。今回の資金調達により、資本力の充実を図り、事業の成長につなげるとしている。

iXOSの強みは、プラットフォームプロバイダーとして、AI、IoT、5Gを掛け合わせた製品を市場に投入できる点だ。役員全員が大企業の第一線で費用対効果重視の厳しい資本環境で経験を積んでおり、その人脈から素早いアライアンスの締結やPoCの機会を数多く有する。

iXOSが開発したスマコンは、タッチパネル型の画面による直感的な操作が可能で、Wi-Fi/Bluetoothを搭載。2.1ch高音質、軽量薄型(1.6kg)のため壁掛けでの利用にも対応する。最大の特徴は、BtoB向けにセミカスタマイズが可能な点だ。企業のコア技術を融合することで、さまざまな業種、市場への展開を見込む。

今後は5G時代の到来を踏まえた通信環境の整備に加えて、APIを公開し、さまざまな製品やサービス、スマートフォンとの連携も視野に入れる。最終的に、スマコンにAIを搭載した「AIスマコン」を開発し、さまざまなコンテンツやサービスとの連携による課金モデル/SaaSモデルの導入を目指す。

今後、初の製品化となるBGMディスプレイスピーカーが、2020年3月に大手音楽会社、4月にアイワからそれぞれ医療市場への投入を予定している。また、7月にはスマートホーム向け空調管理の実証実験を某企業と共同で実施し、PoCを順次開始する。さらに、春頃を目安にBGMディスプレイスピーカーの個人ニーズを捉えるため、PoC目的で購入型クラウドファンディングも活用する予定だ。

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る