新しいものづくりがわかるメディア

RSS


おむつが濡れたらスマホに通知——P&G、センサー付き紙おむつを発売

赤ちゃん用紙おむつ「Pampers」で知られるP&Gは、おむつの交換タイミングや睡眠状態を教えてくれる新システム「Lumi by Pampers(Lumi)」を発表した。おむつ用センサーとカメラがアプリと連動して、いつでも赤ちゃんの様子を確認できる。

Lumiは、新生児から生後12カ月までの乳児を想定して、小児科医と共同開発。紙おむつにセットしたセンサーが、濡れを検知してスマートフォンに通知する。おむつを交換するときは、古いおむつからセンサーをはがして、新しいおむつにセットするだけだ。センサーは赤ちゃんの睡眠状態も認識し、Bluetooth経由でデータを送信する。

おむつの濡れ具合だけでなく、授乳回数、睡眠時間といったデータもアプリに表示できるので、家族全員が赤ちゃんの生活リズムや発育状況を把握しやすいという。

さらに、アプリは専用カメラと組み合わせた、見守り機能も提供する。HD画質でナイトビジョン搭載のビデオモニターを使って、昼夜問わず、赤ちゃんの声や映像のストリーミング、室温、湿度の確認ができる。

価格はセンサー1個、紙おむつ約10日分、ビデオモニター1台をセットにして349ドル(約38000円)。センサーのバッテリーの寿命は約3カ月だ。月額59.95ドル(約6600円)からのサブスクリプションサービスを利用すると、バッテリー交換が無料となる。記事掲載時点での出荷先は、米国のみとなっている。

fabcross for エンジニアより転載)

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

今人気の記事はこちら

  1. 2000年間「不可能」だったピタゴラスの定理の解法を高校生が発見
  2. ラズパイをESP32でエミュレート——Raspberry Pi互換ボード「ESP32-Pi」
  3. 特集は「ラズパイPicoで1500行 ゼロから作るOS」——CQ出版が「Interface 2023年7月号」を発売
  4. 土日で完成! 趣味のラズパイ ラズパイを使ってデジタル時計を作る
  5. 初心者でも簡単にコードが弾ける————コンパクトなコードマシン「AKT-0.1」
  6. 見た目は天然木材そのまま——IFTTT対応のスマートホームデバイス「mui」
  7. 心臓部はラズパイCM4——オープンソースのハンドヘルドPC「Decktility」
  8. ラズパイでレトロゲーム機を——コーラ缶サイズのミニチュアアーケードゲーム機を制作
  9. カーボンに標準対応する3DプリンターBambu Lab「X1-Carbon」など国内発売開始
  10. 趣味から仕事まで使える!Raspberry Pi(ラズパイ)の使い方とオススメキット

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る