Rapyuta Robotics、物流ソリューションのモノフルと資本業務提携
2020/02/18 16:00
Rapyuta Roboticsは、物流ソリューションのモノフルと資本業務提携し、物流施設の自動化に向けたロボットサービスを提供するプラスオートメーションともパートナーシップを構築した。
Rapyuta Roboticsは、複数のロボット及び複数種類のロボットを賢く協調制御することを得意とし、 ロボティクスプラットフォーム「rapyuta.io」を開発/サービス提供している。rapyuta.ioは、煩雑なインフラ構築の手間を省き、ロボティクスソリューションのライフサイクルを効率的に構築、管理できるパッケージサービスだ。 ロボット群が互いに通信し、協調するためのインフラ(通信網やソフトウェア管理)を提供し、 メッセージング、デバイスマネジメント、ロギング、メトリクスなどの機能を持つ。 ロボット間の協調連携機能のみならず、 ロボットソリューションの効果計測シミュレーションや、 ソフトウェアアップデートを含めたリモートメンテナンス機能も有する。
モノフルは、物流施設及び物流ソリューション大手の日本GLPのグループ会社で、今回資金調達でリードインベスターとなる。プラスオートメーションは、三井物産と日本GLPの出資を受けて、2019年に設立された。
今回の提携には、物流企業に対するノウハウや顧客基盤を持つモノフル、プラスオートメーションと連携することで、 これまで大きな初期投資を必要とし、 限られた大企業しか利用することが出来なかったロボティクスを、サブスクリプションサービス化して提供し、 幅広い層のユーザーがロボティクスを業務で利用できるようにするなどの狙いがある。