同技術は、画像処理によって画像の中からヒトを検出し、所定の場所におけるヒトの存在を定量化するヒューマンセンシング技術だ。店舗や道に設置したカメラの画像を通して歩行者数、歩行者量および来店数を計測できる。

同技術はオープンイノベーションの一環として本田技研工業と協業し、同社保有の特許技術、ノウハウを活用した。また、AIを活用することで検出精度を向上させると共に、人物を「塗りつぶし」して保管するなどプライバシーへの配慮もされている。上記以外に導線の情報も取得可能だ。提供形態は人物検出Webアプリ、ROS向けSDK、またはWeb APIのいずれかとなる。

歩行者数や来店数情報に基づいたダイナミックプライシングや歩行者数データの販売、蓄積した情報をビッグデータとして活用したり、ロボットに搭載して危険を自動回避させるなどの応用が可能だという。