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ファブラボの歴史や戦略を解説——ビー・エヌ・エヌ新社、「ファブラボのすべて イノベーションが生まれる場所」発刊

ビー・エヌ・エヌ新社は、ファブラボ(Fab Lab)の歴史や施設に必要な機材、運営戦略、その意義や可能性などを解説する「ファブラボのすべて イノベーションが生まれる場所」を発売する。

ニール・ガーシェンフェルド氏がMITで行った講義「(ほぼ)あらゆるものをつくる方法」をきっかけに生まれたと言われるファブラボは、現在世界で1000以上存在する。3Dプリンターをはじめとする各種デジタル工作機器を備え、これまでDIYものづくりやプロトタイピングをはじめインキュベーションや教育、さらに地域の課題解決やコミュニティ形成などに貢献してきた。

本書はそのようなファブラボの歴史や施設に必要な機材、運営戦略、その意義や可能性について、さまざまなプロジェクトの実例を交えて解説、紹介している。編集はイタリアのファブラボの開設に携わり、現在カタルーニャ高等建築研究所とファブラボバルセロナでプロジェクトマネージャーを務めるマッシモ・メニキネッリ氏。ファブラボ鎌倉の川原淳氏やリ・パブリック共同代表の市川文子氏、VUILD代表取締役CEO秋吉浩気氏からの寄稿も掲載している。

B5変形判288ページで価格は4500円(税別)だ。

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