これですっきりプロトタイピング——Raspberry Pi用ブレークアウトボード「MKR Module」
2020/03/02 13:30
Raspberry Pi用ブレークアウトボードモジュール「MKR Module」がKickstarterに登場し、出資を募っている。
MKR Moduleは、Raspberry Pi用ブレークアウトボードとGPIOポートプロテクションが特徴のプロトタイプ/プロジェクト開発向けモジュール。エンクロージャーは、同じ開発元によるRaspberry Pi IoTプロジェクト向けモジュール「Pi-oT」を使う。
Raspberry Piの未使用GPIO×21とI2C×2はスクリューターミナルに配線され、容易にアクセスできる。GPIOピンは330Ωのレジスターを入れて引き出している。ブレッドボードを搭載し、直接回路を組み込むことで繰り返しプロトタイプを作製できる。5Vヘッダー付き内蔵冷却ファンで、Raspberry Piの冷却にも配慮している。
Pi-oTエンクロージャーは丈夫なねじ式端子だけでなく、DINレールマウント、ネジ穴マウンティングオプション、予備のアクセスポートを備え、さまざまなプロトタイプや開発プロジェクトに利用できる。すべての40ピンヘッダーRaspberry Piに対応し、HAT(拡張基板)もスタックできる。
MKR Moduleの早割価格は35ドル(約3800円)で、最終的に約2300ドル(約25万3000円)の支援を集めて、プロジェクトを成功させている。