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オープンソースのデジタルサーボモーター「SB Servo」

高トルクのデジタルサーボモーター「SB Servo」シリーズがKickstarterに登場し、人気を集めている。

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SB Servoは、位置、温度、速度、電圧などのリアルタイムフィードバック機能を備えたサーボモーター。300度までの範囲内でサーボ機能が働くほか、モーターモードでは360度回転できる。高品質の金属ギアとポテンショメーターを内蔵し、分解能は0.19度だ。

「SB-SS023」と「SB-SS15」の2種類を用意。SB-SS023は、最大トルク2.3Kg・cmで軽量ロボットプロジェクトに適している。SB-SS15はさらに大型のプロジェクトを想定しており、最大トルクは15Kg・cmだ。

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仕様などはオープンソースで、MacやWindowsをはじめ、Raspberry Pi、Arduino、ARM、AVRなど多くのハードウェアと互換性がある。各モーターは固有IDを持ち、特定のモーターの制御や動作の変更が簡単だ。UART通信をサポートし、複雑な配線不要で、最大253個までカスケード接続可能だ。

SB-SS023の大きさは、23.2×12.0×25.5mm、重さは12.5g、ギア比は217:1。SB-SS15の大きさは、40.0×20.0×40.5mm、重さは56g、ギア比は275:1。どちらも、通信速度は38400bps~1Mbpsだ。

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価格は、周辺アクセサリーをセットにして、SB-SS023が10ポンド(約1400円)、SB-SS15が15ポンド(約2100円)。出荷は2020年3月の予定で、日本への送料は10ポンド(約1400円)だ。

SB Servoは、2020年3月11日までクラウドファンディングを実施中。3月4日時点で、2000ポンド(約28万6000円)の目標額を上回る約4750ポンド(約65万円)を集めている。

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