ネクストシステム、骨格検出AIエンジン「VisionPose」を高速化したβ版提供開始
2020/03/19 16:00
ネクストシステムが、同社の骨格検出AIエンジン「VisionPose」の処理速度を6倍以上に高速化したβ版の提供を開始した。
VisionPoseは、カメラ映像や画像、動画ファイルから人間の骨格情報を検出する同社独自のAIエンジンだ。高精度で骨格検出ができる「Standard」や、1台のカメラで3D座標での骨格検出ができる「Single3D」、開発不要で手軽な研究開発用プラットフォーム「Nano」の3つのバージョンを展開している。
今回Nano版にバンドルした形でβ版を試験提供。具体的には、Nanoに含まれる、骨格情報を映像として可視化する「BodyAndColor」機能に対して、「高速化版BodyAndColor（β）」ではリアルタイム性能が4FPSから25FPSまで高速化されている。
高速化版バンドルの「VisionPose Nano」の価格は9万8000円（税別）。Jetson Nano本体やACアダプター、ファン、128GB microSDカードおよびWebカメラのハードウェアに、VisionPoseエンジン、VP Analyzer、BodyAndColor、高速化版BodyAndColor（β）のソフトウェアが同梱される。
