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医療機関に「BONX」を1000台規模で無期限/無償貸与開始——新型コロナウイルスへの対応を支援

BONXは2020年4月3日、医療機関向けに、法人向けコミュニケーションアプリ「BONX for BUSINESS」とコミュニケーションデバイス「BONX Grip」を新型コロナウイルスの感染拡大が終息するまで無償で貸与すると発表した。

BONX for BUSINESSはスマートフォンを使用して、1ルーム当たり30人までの双方向同時音声グループコミュニケーションを可能とする。また、BONX GRIPは、スマートフォンと接続するだけで最大10人と同時通話できる音声コミュニケーションデバイスだ。

既に医療機関でも採用されており、昭和大学江東豊洲病院では、院内での緊急手術中における手術室と指令室間でのハンズフリーによるコミュニケーションに用いられている。

申し込みはBONXのウェブサイトから受け付けており、先着20医療機関限定で、1医療機関当たり最大50台のBONX Gripを無償で貸与する。それより後の申し込みについては、無償貸与台数は1医療機関当たり10台まで、11台目以降は有償で1台当たり月額2223円となる。なお、の貸し出しにはクレジットカードの登録が必要だ。

BONXは2014年に創業したスタートアップで、GREEN FUNDINGでのクラウドファンディング(2015年11月)を経て、2017年にBONX Gripを一般販売、翌2018年には法人向けサービスとしてBONX for BUSINESSを国内でスタートした。また、2020年1月には小型化/軽量化を図った「BONX mini」を発表している。

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