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ポジティブワンが高度なオーディオおよびビデオと音声処理を必要とするIoT端末開発のための「phyCORE-i.MX 8M開発キット」販売開始

ポジティブワンは2020年4月3日、「phyCORE-i.MX 8M開発キット」の販売を開始した。

同キットには、phyCORE-i.MX 8Mシステムオンモジュールとキャリアボードが含まれており、高度なオーディオ/音声処理やビデオ処理を必要とするIoTアプリケーションに適している。

phyCORE-i.MX 8Mシステムオンモジュールは、プロセッサーにNXPのi.MX 8M(1.5 GHz)、CPUにはArmのCortex-A53/Cortex-M4を採用しており、フル4K Ultra HD解像度とHDR(Dolby VISION、HDR10、HLG)によるビデオ品質に対応可能なため、マルチメディア、HMI(ヒューマンマシンインタフェース)およびワイヤレス通信アプリケーションに特に適している。

Wi-Fi(802.11b/g/n)、BLE 4.2にも対応しているほか、ボールグリッドアレイ(BGA)技術を採用しており、製品全体のフラットなプロファイルが可能だ。モジュール下側の接地されたはんだ付け面により追加の取り付けが可能なため、過酷な環境にも対応する。

またキャリアボードには、USB3.0やUSB OTGに加え、RS232、mPCIeなどの規格を備えている。

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