Innovation Farmとznug design、IoTセンサーの筐体デザイン開発で協業
2020/07/02 10:30
IoTプラットフォームなどを提供するInnovation Farmは、デザイン性に優れたIoTセンサー用筐体の開発を目的に、znug designとの戦略的協業を開始した。
Innovation Farmは、2019年にIoTビジネスに必要なサービス等をオールインワンで提供するIoT開発プラットフォーム「IoT Farm」の提供を開始した。同社によると、従来のIoTセンサーの筐体はデザイン性が軽視されており、導入時に周辺空間との調和などを妥協せざるを得ないという課題があるという。
今回の協業は同社が考えるこの課題に対して、これまでGROOVE Xが展開する家族型ロボット「LOVOT」や小型モビリティなどのコンセプト企画やデザインを手掛けてきたznug designが賛同したことが発端となった。
今回共同開発する筐体は、Innovation Farmの屋外用IoTデバイス「Inobox」や屋内用IoTデバイス「Inosensor」をはじめ同社の新製品に随時導入する予定だ。また、受託開発したIoT機器への適用やオリジナルの筐体デザインにも対応する。
Innovation Farmは、人々に親しまれ愛されるデザインを生み出すznug designとの協業によって、Innovation FarmのIoTデバイスがさまざまなシーンで活用されるようになるとの期待を明らかにしている。