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無人消毒ロボットが消毒液を散布——ZMPが名古屋駅地下街ESCAで「パトロ」の実証実験を開始

ZMPは2020年7月2日、日建設計シビルの全体マネジメントの下、名古屋駅新幹線地下街ESCA(エスカ)において、無人警備/消毒ロボ「パトロ」による無人消毒の実証実験を実施すると発表した。

パトロは、ビルや敷地内の巡回警備の無人化などを目的とし開発した警備ロボットだ。寸法は800×654×1089mm、重量は約110kgで、複数のカメラやレーザーセンサーを利用して周囲の通行人を検出し、自動で回避したり障害物の手前で安全に停止する機能を有するほか、声で存在を知らせたり道を譲ってもらうようお願いする機能を搭載している。

昨今の新型コロナウイルスの流行による消毒ニーズに応えるため、オプションで自動制御による消毒液散布機能を開発し、同年6月より導入に向けたサービスを開始している。

エスカは名古屋駅西口に位置する地下街で、約80店舗が立ち並ぶ。実証実験は7月7日、エスカ一部区域の店舗営業終了後となる21時以降に実施予定だ。店舗閉店後の防火扉ノブや床面などを消毒し、無人消毒ロボットによる効率的な消毒作業が実施できるかを検証する。

内閣府庁舎でのデモ

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