Preferred Networks、コンピューターサイエンス教育事業を開始——小学生からのプログラミング教材「Playgram」を開発
2020/07/07 16:30
Preferred Networksは、コンピューターサイエンス教育事業を立ち上げると発表。深層学習などAI技術の実用化が進む時代に不可欠な論理的かつ創造的な思考力を育み、世界レベルで活躍できる人材の育成を目指す。
教育事業の第1弾として、アメリカのコンピューターサイエンス教育のガイドラインである「K-12 Computer Science Framework」を参考に、小学1年生から始められ、小学校高学年から中学生まで学べる本格的な プログラミング教材「Playgram(プレイグラム)」を開発した。Playgramは、ビジュアルプログラミングから始めて、タイピング、プログラミングの基礎、Pythonによるテキストコーディングまで、子供の理解度と意欲に応じて段階的に学習を進めることができる教材だ。
3Dグラフィックを採用し、ロボットを動かしたり空を飛んだり、プログラミングを駆使して課題解決する面白さを体感しながら、自由な表現力、空間認識能力を身に付けることができる。学習データから一人ひとりの得意や苦手分野を見抜き、学習状況を「見える化」してリアルタイムで共有。進捗に応じた最適な学びをカスタマイズするため、プログラミング経験のない講師/保護者でも学習指導できる。
総合教育サービス事業を展開するやる気スイッチグループと提携し、2020年8月よりプログラミング教室パッケージとして、首都圏の3教室での対面授業および家庭でのオンライン授業に順次導入する。