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笑顔が見える透明なサージカルマスク——息がしやすく、環境にも優しい材料

スイス連邦工科大学ローザンヌ校がスイス連邦材料試験研究所と共同で、透明で、息がしやすいサージカルマスクを開発。近々工業規模で生産される予定だ。

マスクによって顔の半分が隠されると、相手の言っていることがよく聞こえなかったり、表情が分からなかったりするため、人と話すのが難しい。特に子どもや高齢者、聴覚障害者などにとっては、マスクはコミュニケーションの障害となる。

現在、部分的に透明なマスクもあるが、多くは一部の布地が透明なプラスチックに置き換えられているだけで、プラスチックは多孔性ではないため、呼吸しにくく、曇りやすい。

研究チームはこれまで、透明性や多孔性を備えた材料の開発に取り組み、特殊なポリマーを開発した。このポリマー繊維の間隔は従来のマスクと同じくわずか100nmと、ウイルスやバクテリアを取り除くのに十分なほど小さく、空気を通すには十分な間隔だ。

このポリマー繊維は、エレクトロスピニングという一般的な方法で作られ、既存のサージカルマスクと同様の使い捨てタイプだが、99%がバイオマスベースとなっている。

研究チームは、この材料を用いた「HelloMasks」を市場に出すためにHMCAREというスタートアップを立ち上げた。また、製造プロセスを開発するためにすでに100万スイスフランを調達し、2021年初頭に市場投入を予定している。

fabcross for エンジニアより転載)

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