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オライリー・ジャパン、小学校高学年から読める機械学習入門書「Scratchではじめる機械学習」発刊

オライリー・ジャパンは、「Scratchではじめる機械学習——作りながら楽しく学べるAIプログラミング」を2020年7月28日に発売する。

本書は、Scratchを使っている小学校高学年くらいの年齢から読める、機械学習入門書だ。Scratchの拡張機能を使い、画像認識や音声認識、姿勢検出などを利用したプログラムを作りながら、機械学習の仕組みを楽しく学ぶことができる。Pythonなどのテキストプログラミング言語や難しい数学の知識を必要とせず、作りながら学ぶことで、実際の世の中で機械学習がどのように生かされているかを想像し、自分でも機械学習を使った仕組みを考えられる力を養う。

1章では、Scratchで機械学習を扱える拡張機能 ML2Scratchを使い分類モデルを使った画像認識を試し、Scratchでジャンケンゲームをプログラムする。2章では、機械学習モデルを作成できるWebベースのツール Teachable MachineとScratch拡張機能 TM2Scratchを使い、声を聞き分けるデジタルペットを作る。3章ではブラウザで顔や体の部位を推定できる機械学習モデル PoseNetで、着せ替えアプリや体を動かして鳴らす楽器をプログラムする。

4章の知識編ではパターンの導き出す方法など機械学習について学び、5章の上級編では遺伝的アルゴリズムでネコの動きを進化させる。

著者は石原淳也氏、倉本大資氏、阿部和広氏監修。192ページで、定価は2420円だ。

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