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マウザー、デュアルコアの産業向け高性能ボード「Arduino Portenta H7」取り扱い開始

マウザー・エレクトロニクスは、Arduino Proプラットフォーム初の産業向け高性能ボード「Arduino Portenta H7」の取り扱いを開始した。

同ボードは、480MHz Arm Cortex-M7コアと240MHz Arm Cortex M4コアのデュアルコアマイクロコントローラー「STMicroelectronics STM32H747」を搭載。ハイレベルコードとリアルタイムタスクの同時実行が可能だ。また、リモートプロシージャコール(RPC)を介した通信によって、プロセッサー間でファンクションコールをシームレスに実行することもできる。両プロセッサーは内蔵ペリフェラルをすべて共有し、Arm Mbed OS、ネイティブMbedアプリケーション、MicroPython、JavaScript、およびTensorFlow Lite上でのArduinoのスケッチが実行できる。

同ボードが搭載する「Murata Type 1DXワイヤレスモジュール」によって、Wi-Fi、Bluetooth ClassicおよびBluetooth Low Energyの同時が接続可能。Wi-Fiインターフェイスは、アクセスポイント(AP)あるいはステーション (STA)として、またはAP/STAのデュアルモードで最大65Mbpsの転送速度で動作する。

また、MKR互換コネクタまたは2つの80ピン高密度コネクタにより、UARTやSPI、Ethernet、I2Cなどの有線インターフェイスもサポートする。

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