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Braveridge、小型低消費電力GNSSモジュール「BVMGPS5605S」発売

Braveridgeは、GNSSモジュール「BVMGPS5605S」および同モジュールを搭載した開発ボード「FBV-EVK-GPS5605S」を、2020年8月20日に発売する。

GNSSモジュールBVMGPS5605Sは、ソニーセミコンダクタソリューションズのGNSS受信LSI「CXD5605GF」を搭載。11.0×7.5×1.85mmの小型設計で、かつ低消費電力のマルチGNSS受信モジュールだ。

1.575GHz-SAWフィルタと外付けLNA内蔵により高受信感度を実現。プログラムFLASHも内蔵した。同社独自の電源ノイズ耐性を向上させる設計を採用しており、GPS、GLONASS、SBAS、QZSS、BeiDou、Galileoに対応する。

同社では、見守りデバイスやウェアラブルデバイス、モニタリングデバイス、ヘルスケア製品、スマートウォッチ、デジタルカメラ、ドライブレコーダーなどの用途を見込んでいる。

photo 開発ボード「FBV-EVK-GPS5605S」

また、同GNSSモジュールを搭載した開発ボードFBV-EVK-GPS5605Sを、同社の新開発ボード「SonicBoard」シリーズの第1弾製品として発売する。SonicBoardシリーズは、デバイスの開発期間を短縮し、開発費を抑制することを目的として同社が新たに開発するボードだ。

FBV-EVK-GPS5605Sは、アンテナや電源回路、USBシリアル変換回路をあらかじめ搭載。インターフェースはUART/I2C/USBから選択可能だ。Bluetooth Low EnergyやLTE-M、Sigfox、Wi-Fiなどの各種SonicBoardと組み合わせることで、迅速にソフトウェア開発に着手できる。

また、GNSS衛星受信用に、同社独自開発のダイポールアンテナを組み込んでいる。

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