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伝統的な織物技術を生かしたウェアラブルデバイスを発表

米コーネル大学の研究チームは、伝統的な織物技術と先進的なウェアラブル技術を融合させた「WovenSkin」を開発した。職人たちとのコラボレーションにより、さまざな文様のタッチセンサーを「第2の皮膚」として組み込むことができる。研究結果は、2020年7月6~20日にオンラインで開催された国際会議「ACM Designing Interactive Systems(DIS) 2020」で発表された。

研究チームを率いたCindy Hsin-Liu Kao助教授によれば、レーザーカッティングや3Dプリンティングといった先進技術で作られるウェアラブルデバイスは、ファッション性に乏しく、いかにも電子回路といった見た目をしているものが多いという。

Kao助教授は、そういった「オタクの美学」から脱却するため、テキスタイルアーティストらと協力して、導電性ワイヤーを織り込みつつ、美的感覚や文化的関連性、個性を表現できるオンスキンインターフェースを開発した。アイデアの着想には、京都の西陣織老舗である細尾のワークショップで出合った伝統技術も影響しているという。

研究チームは、オーバーショット織りやタペストリーを作る際の技法を取り入れたBluetooth接続対応タッチセンサーや熱に反応して変色する7セグメントディスプレイなど、さまざまなオンスキンデバイスを披露している。

織り機があれば、自宅で作製できるのも利点だ。次のステップは、小学生でもすぐにインタラクティブデバイスを試作できるようなツールキットを作ることだという。最終目標は、誰もが自由にデザインして作れるウェアラブルデバイスを提供することだとしている。

fabcross for エンジニアより転載)

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