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ストーリーを楽しみながら電気の基礎を学ぶ——子ども向け電子回路学習キット「EdBoard」

子ども向け電気回路学習キット「EdBoard」がKickstarterに登場し、出資を募っている。

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EdBoardは、レベルに応じたストーリーを楽しみながら電子回路を組み立てられる学習キット。遊びの要素や視覚的に理解できる手軽さを備えながら、実際のエンジニアリングスキルを身につけられる。

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回路を組むのは、透明なプラットフォームにマグネット式の電子部品を置くだけでよく、ブレッドボードのように細いリードを差し込む作業が不要で、子どもでもストレスなく学習を進められる。また、単に電子回路の試作をするのではなく、ストーリー上の課題を解決する目的があるため、子どもでも飽きずに楽しく作業を進められる。

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ストーリーは架空の街Sparkdaleが舞台で、さまざまなキャラクターEdBugsが抱える問題をホタルのLizzyとともに解決する。ストーリーカードをEdBoardに挿入し、その上に電子部品を配置していく仕組みだ。

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最も基本的な「Main Street Traffic Light Circuit Story」は、制限時間内に信号機を設置することで、電気の流れと回路の基礎を学ぶ。キットの内容は、EdBoard、ストーリーカード、マグネット式電子部品×35(LED 配線 抵抗 電源 ボタンなど)、マニュアルなどだ。

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他にも、動きやノイズを出す部品で回路を組み立てる「Haunted Hotel Circuit Story」などのストーリーを用意している。毎月新たなストーリーが楽しめる拡張キットを販売する予定だという。

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またオプションで、各ストーリーの回路を実際に段ボールに組み込みプロトタイプを作製できるカードボードビルダー「Creator Kit」をアドオンする。

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EdBoardのMain Street Traffic Light Circuit Storyのキットは、今なら予定小売価格から35%オフの数量限定早割価格49ドル(約5100円)で入手できる。2021年5月の出荷を予定しているが、今のところ出荷はアメリカ国内のみに対応する。

EdBoardは、2020年8月20日までクラウドファンディングを実施中。8月17日時点で、3万5000ドル(約368万円)の目標額を達成している。

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