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スパコンをサブスクで使う——スーパーコンピューターの年会費型サブスクリプションサービス「AXXE-L by XTREME-D」

GDEPソリューションズは、Supercomputer as a Serviceを展開するエクストリーム-Dと代理店契約を締結し、同社のベアメタル(物理サーバー)によるスーパーコンピューター共有プラットフォーム「AXXE-L by XTREME-D」の提供を開始する。

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同社によると、大学や研究機関といった限られた分野で、CAE目的が多かったHPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)だが、最近は適用範囲の広がりを見せており、ディープラーニング(深層学習)やAI(人工知能)といった最新の分野でも利用され、自動車会社、建設会社、製薬会社などの一般企業でも広く利用されるようになってきている。

AXXE-L by XTREME-D は、多様化していくニーズに応えるために開発された、スーパーコンピューターを利用して計算を実行するためのプラットフォームだ。ベアメタルによるスーパーコンピューターを、コア時間単位で使える年会費型サブスクリプションモデルで利用できる。HPCを利用する際に必要となるシステムソフトウェアとハードウェアが提供され、専門知識を必要とせずに簡単に計算が実行できる環境が用意されている。⾼品質なデーターセンターを有し、共有、専有どちらの環境でも利用可能だ。

フロントエンドとして、ブラウザー上で動作するプログラムの対話型実行環境Jupyterを採用。ノートブックと呼ばれるファイルに、Pythonなどのプログラムを記述し、実行結果を逐次確認しながら、作業を進めることができる。

なお、Intelコンパイラの⽉額サブスクリプションを実装しており、特にパブリッククラウドでは実⾏不可アプリケーションを収録(Gaussian16 +ソースコードなど)している。

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