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ハンドジェスチャーでショートカットを使う——手のひらで制御するウェアラブルマウス「Pero」

慣性計測ユニット(IMU)とタッチセンサーを利用して、マウスの代わりにPCなどをジェスチャーコントロールできるウェアラブルデバイス「Pero」がKickstarterに登場、出品後4時間で目標額を達成する人気を集めている。

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Peroは、手のひらを通すタイプのバンド型コントローラーで、手の動きだけで画面のスワイプやカーソル操作ができる。マウス操作に加えて、ハンドジェスチャーにショートカットキーを割り当てて直感的にデバイスの操作が可能だ。

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手の甲側にIMUセンサー、手のひら側にタッチセンサーを搭載。ジェスチャーとタッチの組み合わせで48通りのコマンドを割り当てられる。親指が触れる部分にもセンサーを配置し、カーソル操作やクリック動作などが可能だ。

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初回に、Peroを装着する手の選択、動作の割り当てや、タッチセンサーに触れる4本の指の位置のキャリブレーションを行う。Windows、YouTube用にそれぞれ8種類の機能をプリセットしているほか、自分好みにカスタマイズ可能。Microsoft Officeや各種グラフィックソフト、ゲームが制御可能で、アプリに応じて、マウスモードとジェスチャーモードを切り替えることができる。対象OSはWindows/Mac/Linux、Android/iOS/iPadOS、androidtvなどスマートTVにも対応する。

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大きさは、内径170~190mmのMサイズと、内径190~240mmのLサイズの2種類。幅は最大24.5mmで、厚みは手のひら側が4mm、手の甲側が15mm。素材はシリコーンで、重さは約36gだ。Bluetooth接続し、30分の充電で37時間使用できる。

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特別価格は109ドル(約1万1500円)。出荷は2020年11月の予定で、日本への送料は15ドル(約1600円)だ。

Peroは、2020年8月20日までクラウドファンディングを実施中。8月18日時点で、1万ドル(約108万円)の目標額を上回る約11万ドル(約1200万円)を集め、プロジェクトを達成している。

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