金属3Dプリンターの可能性を追求——お酒を愉しむための器「Syuki」
2020/08/19 16:00
金属加工の伊福精密が、金属3Dプリンターによる造形技術を駆使したデザイン雑貨ブランド「OshO」を立ち上げ、第1弾製品としてお酒を愉しむための器「Syuki」を発売した。
Syukiは、日本古来の伝統芸術をモチーフにしながら、金属3Dプリンターでなければ表現できない独自の世界観を表現したアイテムだ。格子の中に家紋を潜ませ、複雑に重なり合った一体構造を持つ。
ステンレスの多層構造とし、指の温度がお酒に伝わりにくく、冷から熱燗までゆっくりと愉しむことができる。また、見た目の美しさと使用時の安全性に配慮し、耐摩耗性皮膜で表面処理する「イオンプレーティング処理」を施している。
ラインナップは、口元が六角形の「六角」と円形の「スマート」の2タイプ。それぞれカラーがsilver、blue、blackの3色、およびサイズ大(高さ約57~60mm)、小(高さ約42~43.5mm)が用意されている。
価格は、サイズ大が6万2000円、小が3万1000円(いずれも税別)だ。同社Webショップなどで販売している。