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8MBRAM、128MBフラッシュ搭載——Arduino Zero互換ボード「SAMD21 M0+ DL8128」

32ビットマイコン「SAMD21G」搭載Arduino Zero互換ボードがKickstarterに登場し、出資を募っている。

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「SAMD21 M0+ DL8128」は、ARM Cortex M0+コアを備えたAmtel SAMD21Gを採用した小型Arduino Zero互換ボードは最大48MHzで動作し、マイコン内蔵の32KBのRAM、256KBのフラッシュの他、ボード上に8MBのRAM、128MBのフラッシュを搭載する。SPIバスに接続したオンボードメモリにより、パワフルなプロセス/データストレージ能力を発揮する。

SAMD21Gのほとんどのピンがユーザーアクセス可能なため、ユーザーは豊富なピン機能を活用し独自のプロジェクトに利用できる。また、UARTポートを2つ用意しており、2つの通信デバイスを遅延のストレスなく同時に接続できる。Arduino ZeroブートローダーがインストールされているためArduino IDEを利用でき、充実したライブラリーの活用やmicro USB接続によるプログラミングにも対応する。

動作電圧は3.3Vで、バッテリー(2~4.5V)、ソーラー(5~9.5V)、USB(5V)からの給電に対応する。ユーザーI/O ピン×25、PWM に利用できるピン(ユーザーアクセシブル)×18、I2Cポート(SCL、SDA)、I2Sポート(FS、SCK、MC、SD)、UART×2ポート(UART TX、UART RX)、SPI1ポート(SCLK、MISO、MOSI)などを備える。ボードのサイズは46×21×5mmだ。

SAMD21 M0+ DL8128は、今なら数量限定の早割価格35シンガポールドル(約2700円)で入手できる。2020年10月の出荷を予定しており、日本への送料は10シンガポールドル(約770円)だ。7000シンガポールドル(約54万円)の調達を目標に、2020年9月9日までクラウドファンディングを実施中だ。

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