映画「ゴーストバスターズ」にインスパイアされた自転車「Ectocycle-1Ah」
2020/09/20 08:00
セルビアのアーティストが、映画「ゴーストバスターズ」にインスパイアされた自転車「Ectocycle-1Ah」を制作し、話題となっている。
1984年公開の映画「ゴーストバスターズ」では、ニューヨークで幽霊退治をする主人公たちが、「Ecto-1」というカスタムカーで現場に急行する。これは、1959年型 Cadillac Miller-Meteorを改造したもので、救急車と霊柩車を組み合わせたようなデザインだ。
Ectocycle-1Ahの制作者は、セルビア出身の写真家兼グラフィックデザイナーのMarko Stamatovic氏。セルビアで最初の芸術写真のフェスティバル「FOTORAMA」のクリエイターだ。氏によるとEctocycle-1Ah は、オリジナルのEcto-1へのオマージュであり、「ゴーストバスターズ」のポップカルチャーへの多大な影響を称賛するものだという。
今回、セルビアで初の自転車とポップカルチャーの博物館「20 Cola」向けにこの自転車を制作した。Youtubeチャンネル「20 Cola」では、約8分の自転車のメイキング動画や、いくつかのイメージ動画などを見ることができる。また、「Ectocycle-1AH Teaser」という動画は、2021年に公開される予定の「ゴーストバスターズ/アフターライフ」のトレイラーにインスパイアされたもののようだ。
メイキング動画では、「ゴーストバスターズ」の音楽を背景に、オリジナルデザインのカウルをグラスファイバーで制作したり、電気回路を作ったりする過程が見られる。自転車の組み立てには3カ月間、2000時間以上かかったそうだ。ベースとなる自転車はイタリア製1972 ITM Muscleとのことだ。
(fabcross for エンジニアより転載)