宝石を先端に固定した真鍮製のドップをGemCreatorに装着し、4つのモーターが前後左右の移動、カットの角度、回転を制御する。キーパッドとモニターでカット角度や軸の移動距離、サイクル数などを設定し、複雑なデザインでも短時間で精密なカットができる。

部品は耐久性を考慮し、ステンレスボルトやアクリルベース、耐水性プラスチックなど腐食に強く丈夫な素材を使用する。

GemCreatorの完成品は、初回ロット限定価格785ドル（約8万3100円）で提供する。真鍮製ドップ×2、トランスファーブロック、ラフラップ（500グリット）、スムーズラップ（2500グリット）、ダイヤモンド研磨フィルム（3μ）、ファセットカット用の石英が付属する。1時間のインストラクションと、最初のカットが完了するまでのEメールによるサポートも提供する。2020年12月の出荷を予定しており、日本への送料は250ドル（約2万6480円）だ。

GemCreatorは、2020年10月17日までクラウドファンディングを実施中。10月1日時点で、9500ドル（約101万円）の目標額に対して約1万5000ドル（約158万円）を集め、プロジェクトを達成している。