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SK本舗、小中学校などに3Dプリンターを寄贈する「3Dプリンター学生支援事業」開始

Mars2 Pro

SK本舗が、日本国内の小中学校および高等学校を対象に3Dプリンターを寄贈する「3Dプリンター学生支援事業」を、2020年10月に開始した。

photo SK水洗いレジン

低価格化が進む3Dプリンターではあるが、同社によるといまだ学生が気軽に購入や体験ができるレベルには達しておらず、使いたくても使えない状況があるという。同事業は、そのような学生に対して少しでも手を触れる機会を増やせるように、という思いで始められた。

同社が同事業を行う目的は、「3Dプリンターに触れる機会を増やし学生1人1人をサポートすることで、興味の幅、進路の幅を広げ」たり、「学生の柔軟な発想とイマジネーションから3Dプリンター分野の更なる発展につなげ」たり、さらに「学生の発想、利用場面から3Dプリンター業界の新しいニーズの把握や今後の強化すべき場所を学ぶ」ことだ。

対象は日本国内の小学校、中学校、および高等学校で、授業での使用だけでなく部活動や同好会での利用でも構わない。ただし、同社による聞き取り調査に協力することが条件となる。調査内容は利用用途や出力物などの画像、インタビューなどで、学校名等と併せて同社ホームページに掲載される場合がある。

寄贈内容は、同社3Dプリンター「Elegoo Mars2 Pro SK special edition」、SK水洗いレジン500g(任意の色を1本)で、1校につき1回まで。消耗品等は有償で購入する必要がある。条件により基本的な使用方法のレクチャーの開催も可能だ。

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