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34個の電子ブロックを搭載したオールインワンArduino学習キット「EPOCH」

オールインワンのArduino学習キット「EPOCH」がKickstarterで人気を得ている。

EPOCH

EPOCHは、ATMega328P-PUマイコン2個と、4桁7セグメントディスプレイ、各種通信機能、センサーなどの電子ブロック計34個を搭載した7×7インチ(約180×180mm)の大きさのボード。電子ブロックには温度、距離、光、モーションなどのセンサー、キーボードやサーボモーターなどを接続できるコネクターなどがあり、その他にリレーや小型のブレッドボードも搭載している。

EPOCH
EPOCH

ユーザーは、開発元のウェブサイト内にある「プロジェクトページ」に掲載されたレッスン動画やサンプルコードに従って、さまざまなプロジェクトを作ることでArduinoを学習できる。EPOCHの各電子ブロックは、プロジェクトページで少なくとも1回は触れられる予定だ。キャンペーン終了後もプロジェクトページのアップデートを続けるという。

EPOCH

EPOCHは、赤外線、RFID、Bluetooth、2.4GHz帯無線通信機能を有しているが、日本国内で無線電波を発射するには、技適(技術基準適合証明・認定)を取得し技適マークが付されていなければならないので、注意が必要だ。

電源アダプター、サーボモーターキット、4×4キーバッド、接続ケーブルなどが付属して220カナダドル(約1万8000円)。出荷は2020年11月の予定で、日本への送料は70カナダドル(約5500円)だ。

EPOCHは3600カナダドル(約28万円)を目標に2020年10月13日までクラウドファンディングを実施するが、キャンペーン開始から1時間足らずで目標額を達成し、2020年9月21日時点でその10倍以上の約3万9000カナダドル(約310万円)を既に集めている。

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