ポジティブワン、i.MX 8MPlusアプリケーションプロセッサー搭載超小型モジュールの販売を開始
2020/10/09 11:00
ポジティブワンは2020年10月8日、i.MX 8MPlusアプリケーションプロセッサー搭載超小型モジュールの販売を開始した。
同モジュールは、QFN方式のソルダーダウンコンピューターオンモジュールで、機械学習やビジョン、マルチメディア、産業用IoTアプリケーションに適している。
モジュールの寸法は29×29×2.6mmで、リードスタイルは108個のパッドを備えた1mmピッチだ。グラウンドパッドは、サーマルパッドとしても機能する。
i.MX 8MPlusファミリーは、最大2.3TOPSで動作するニューラルプロセッシングユニット(NPU)を備えた4コア/2コアArm Cortex-A53プロセッサーを搭載。デュアル画像信号プロセッサーとカメラ入力×2に加え、マルチメディア機能にはビデオのエンコード(h.265を含む)/デコード、3D/2Dグラフィックアクセラレーション、複数のオーディオと音声機能を備えている。
Cortex-M7によるリアルタイム制御も可能。CANFD×2やTSN(TimeSensitive Networking)を備えたデュアルギガビットイーサネットもサポートしている。