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Formlabs、歯科/製造/エンジニアリング向けの新レジン「Rigid 10K Resin」と再開発した「Draft Resin」を発表

Formlabsは2020年10月30日、新レジン「Rigid 10K Resin」と、再開発した「Draft Resin」を発表した。

Rigid 10K ResinはFormlabsの素材の中で最も剛性が高く、熱可塑性プラスチックをシミュレート可能な剛性を有している。また、耐熱性と耐薬品性にも優れており、大きな負荷への耐性が必要な産業用精密パーツに適している。

造形後の表面は滑らかでマットな仕上げとなり、適した用途として同社は射出成形金型マスターやインサート、空力性能の試験用モデル、治具/固定具などを挙げている。

一方のDraft Resinは、既存のレジンよりも微細な造形を可能にしつつ、標準素材の最大4倍の速度で造形可能なことが特徴だ。新たな色はグレーとなり、配合の見直しによって表面仕上げの質が向上、後処理工程が改善されている。

歯科矯正に用いる、アライナーやリテーナーなどのモデルを20分以内に造形できるため、歯科矯正業務における迅速な納入を可能とする。9時間48分で8個のモデルを造形する既存のGray Resinに比べ、Draft Resinは1時間30分で同じ作業を完了できる。

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