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3Dプリント、レーザー刻印/カッティング、CNC彫刻が1台で——「Snapmaker 2.0」が発売

VANLINKSは、2020年12月1日にSnapmaker製「Snapmaker 2.0」の日本での販売を開始すると発表した。

Snapmakerは、3Dプリントとレーザー刻印/カッティング、CNC彫刻の機能を備えた3Dプリンターで、2017年3月に登場した「Snapmaker」の後継機に当たる。

国内での販売に先立ち、2019年にKickstarterでプロジェクトを実施。開始後1分以内で目標金額を達成し、最終的に785万ドル(約8億5300万円)を調達した。また、2020年1月にはCES 2020のイノベーションアワードも受賞している。

モジュラーデザインの採用により容易に組み立てられるだけでなく、オプションモジュールの追加でさまざまな機能を使用可能だ。

3Dプリンターモジュールには、自動キャリブレーションと、一時給電停止時のワーク続行機能などを搭載。積層ピッチは50~300μm、ノズル温度は275℃で、対応素材はPLA/ABSのほか、PETG/TPU/樹脂などにも対応している。

レーザーモジュールはレーザー刻印とカッティング機能を有しており、レーザー出力は1.6Wだ。カメラを内蔵しており、デザインのプレビューもできる。

CNCモジュールはシャンク直径0.5~6.35mm、スピンドル速度は6000~1万2000RPMだ。木材や炭素繊維シート、玉などに加え、アクリルやPCBなどにも刻印できる。

サイズバリエーションはA150、A250、A350の3種類を用意しており、最もサイズの大きいA350の造形サイズは320×350×330mmとなる。価格はA150が14万9800円、A250が19万8000円、A 350が24万9800円(価格は全て税抜)で、日本公式ストアでは予約を受け付けている。

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