4つのボタンでアプリを操作——Raspberry Pi用Bluetoothリモコン「Remodo X」
2020/11/05 10:00
Raspberry Piアプリを操作するリモートコントローラー「Remodo X」がKickstarterでクラウドファンディング中だ。
Remodo Xは、Raspberry Pi向けに開発されたリモートコントローラー。Raspberry PiとBluetoothで通信し、openHAB、Home AssistantのようなホームオートメーションやKodiなどのメディアプレイヤーをリモコン操作できるようになる。
Remodo Xのセットアップは、スマートフォンやタブレットPCにインストールした専用アプリで行う。プリセットされているので、ペアリングするだけでセットアップできる。操作ボタンは4つあり、ボタンの短押しと長押しの組み合わせで、8つの異なるシーンに合わせた設定ができる。
また、スマートデバイスのHIDコマンドを擬似コードで書いてRemodo Xのボタンをプログラムすることもでき、ボタンを押すとSNSアプリ画面の上下左右スクロールやシェアなどができるようにすることも可能だ。さらに、専用アプリのFind Me機能を使えば、Remodo Xをどこに置いたか分からなくなっても、ブザーを鳴動させて見つけることができる。
Remodo Xの大きさは114×36×13mmで、重さは37g。色はグレーまたはオレンジから選べる。電源として使用するのは単4電池2本だ。遮る物がない状態でのBluetooth最大通信距離は30メートル。Remodo Xは赤外線リモコン機能も備えており、さまざまな家電で使うこともできる。赤外線の最大到達距離は10メートルだ。
Remodo Xの価格は、220香港ドル(約3000円)。出荷は2021年4月の予定で、日本への送料は80香港ドル(約1100円)だ。ただし、日本国内で無線電波を発射するには、技適(技術基準適合証明・認定)を取得し技適マークが付されていなければならないので、注意が必要だ。
Remodo Xは5万香港ドル(約68万円)を目標に、2020年11月24日までクラウドファンディングを実施する。2020年11月5日時点で約4万9000香港ドル(約66万円)を集めている。