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1000万色以上のフルカラー造形を実現する小型3Dプリンター「3DUJ-2207」

ミマキエンジニアリングは、小型フルカラー3Dプリンターのエントリーモデル「3DUJ-2207」を発表した。2021年1月から販売を開始する。

3DUJ-2207は、UV硬化インクジェット方式を採用し、1000万色以上のフルカラー造形が可能な3Dプリンターだ。カラーインク(CMYK、ホワイト、クリア)で造形着色することで、ジャパンカラーに対して89%の色域をカバーできる。

透明度の高いカラーインクで造形するため、美しい色彩を表現できる。クリアインクを用いた透明表現だけでなく、クリアインクとカラーインクを同時に使用することで、半透明のカラー表現も可能だ。

また、一度に三つのドットサイズにインクを打ち分けるバリアブルドット機能を搭載。常に最適なドロップサイズで造形可能で、粒状感の少ないグラデーション表現にも対応できる。

インクにアクリル系樹脂を使用しており、ドリルなどを使用した穴開けやネジの取り付けが可能だ。オーバーコートも使用できるため、表面をなめらかな仕上がりにしつつ、耐候性も高められる。

サイズは1355×1290×856mmで、重量は140kg。造形領域は203×203×76mmで、対応する3DデータフォーマットはSTL/OBJ/VRML/PLY/3MFだ。価格は348万円(税別)。

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