ツクレル、教育用マイコンボード「micro:bit」の新バージョン「micro:bit v2」の予約販売を開始
2020/11/27 12:00
ツクレルは、教育用マイコンボード「micro:bit」の新バージョン「micro:bit v2」の予約販売を開始した。
micro:bitは、イギリスのBBCが主体となって作ったプログラミング教育向けのマイコンボードだ。ゲームや音楽の作成からプログラミングや制御のロボットまで、幅広く活用できる。
micro:bit v2では新たに、スピーカーとマイクのほか、電源のオンオフを示すLEDが搭載された。ロゴマークにはタッチセンサーによるタッチ検出機能が追加され、エッジコネクター(下部の金属端子)にはクリップの滑り落ちを防ぐ小さなくぼみが付けられている。
micro:bit v2はmicro:bitとの互換性があり、既存のソフトウェアや機器にも対応している。CPUはNordic SemiconductorのnRF52833を搭載し、メモリー容量も512kB Flash、128kB RAMにアップグレードした。接続した外部モジュールに供給できる電流は90mAから200mAに増加している。
ツクレル経由でmicro:bit v2を購入したユーザーには、micro:bit v2の扱い方を説明する入門テキスト「micro:bit 入門」、ゲーム作成を通じてプログラミングを学べる「ビリビリ迷路」の二つのオンライン教材が、特典として付属する。
ツクレルは、電池ボックスや単4電池、USBケーブルがセットになったバンドル版の「micro:bit go v2」も用意する。販売価格はmicro:bit v2が1745円(税込)で、micro:bit go v2が2160円(税込)。発送は2020年12月中旬~下旬を予定している。