RestARは、ファッションブランドやオンライン小売業者、マーケティング担当者など向けに、モバイルデバイスのみを使って製品を高品質で3Dスキャンしレンダリングできるソリューションを提供している。

一般的に3Dモデルの作成には時間を要し、多くの場合は手作業で行うためコストや手間が必要になる。しかし同社のソリューションは、特別なハードウェアや専門知識を有しなくても1分程度のスキャンで完了し、AIベースの技術によってクラウド上で3D処理および圧縮を行う。同社は現在、UGGやOff-White、Wix、Dafiti、Hoka One One、Palm Angels、Heron Prestonなどの大手ファッションブランドやeコマースプラットフォームと提携している。

Unityは、先日発表したマーケティング担当者向けツール「Unity Forma」や今回買収したRestARのソリューションによって、多くの製品やオブジェクトのデジタルツインを3Dで生成することを可能にし、インタラクティブな3D技術をさまざまなタイプのマーケティング担当者が活用できるよう拡張していくとしている。