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造形不良を未然に防止——3Dプリンター用エラー検知デバイス「A.I.M.S」

FFF(熱溶融積層)方式3Dプリンター用エラー検知デバイス「A.I.M.S」がKickstarterに登場し、出資を募っている。

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A.I.M.Sは、カメラが撮影した映像からAIがプリントエラーを検知し、作業をストップできるデバイス。フィラメント切れ検知センサー搭載機であれば、ほぼすべての3Dプリンターに対応するとしている。

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セットアップは簡単で、プリントベッドを捉える場所にカメラを設置し、3Dプリンターのフィラメント切れ検知センサーと電源を接続するだけだ。検知に必要な背景とベースラインを決めるため、プリント開始前にA.I.M.Sの電源をオンする必要がある。広角レンズカメラは画角が広く、プリント中の微調整は不要。USB電源使用の省電力設計で、ネットワーク接続も不要だ。

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A.I.M.Sが搭載するAIは、一般的なプリントエラーを検知できるようトレーニング済みで、プリントベッドの異常動作やフィラメントの垂れなどを認識できる。また、プリンターヘッドの位置と軌道をトラッキングし、スキップやスタックの発生や、ノズルと造形中のモデルとの間隔などを監視する。エラーを検知すると、フィラメント切れセンサーをオンして作業を中断する。エラーが発生してから作業をストップするまでのリアクションタイムは、約15~20秒とのことだ。

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A.I.M.Sは、日本への送料込み価格126ドル(約1万3000円)で提供し、2021年4月の出荷を予定している。2021年1月1日までクラウドファンディングを実施しており、12月23日時点で、8900ドル(約92万円)の目標額に対し約1万7000ドル(約182万円)を集め、プロジェクトを達成している。

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