例えばギターでCのコードを弾くのはそれほど難しくはないが、Fのように初心者には押さえにくいコードもある。Chordmongerはボタンごとにコードが割り当てられているので、楽器の演奏経験がない人でも簡単にコードが弾け、使う人の創造力を刺激する製品だ。

41個のボタンを搭載し、演奏可能なコードは全部で108種類。メジャーコード、マイナーコードだけでなく、より複雑なコード（7th、9th、aug、dim）も演奏できる。横のスライダーを動かせば、好きな速さでアルペジオを奏でることができる。

さらに、アルペジオの向きを変えたり、音域の変更、和音のラッチ、単音演奏など、幅広い機能を搭載している。シーケンサーにコードを記録しておけば、伴奏に合わせてメロディーを弾くことも可能だ。

インタフェースはUSBまたは3.5mmMIDIで、ケースはアクリル製、ボタンはシリコン製。価格は89ドル（約9100円）からで、出荷は2021年4月を予定しており、日本への送料は25ドル（約2500円）だ。

Chordmongerは、2021年1月12日までクラウドファンディングを実施中。1月5日時点で、目標額9999ドル（約103万円）に対して約2万ドル（約213万円）を集めて、プロジェクトを達成している。