浜野製作所、墨田区に量産ステージを対象にした新たなものづくり支援拠点を展開
2021/02/03 17:30
金属加工/ロボットなどの機器開発やものづくり新規事業支援を展開する浜野製作所が、東京都墨田区とタイアップして量産ステージのベンチャーを支援する拠点を拡充する。
同社は2014年にものづくり支援施設「Garage Sumida」を立ち上げ、オリィ研究所やWHILL、チャレナジーなどをはじめとする多くのハードウェアスタートアップの開発を支援してきた。2020年9月に「新・産業コミュニティ形成のための社会実験に関する連携協定」を同区と締結。同区内にある東隅田会館の一部を活用して新たな開発支援の拠点として展開する。
これまでは研究/開発ステージへの支援が主だった。しかし、同拠点では同区内の企業などの協力を得て、量産ステージのベンチャーに対する量産試作から量産組み立て工程の本格的な支援が可能になる。また、モビリティやロボット、福祉などをテーマにし、企業や地域住民などを集めて新製品や新サービスを実証していく場としても活用する予定だ。