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コンパクトなCNCミリングマシン「Evo」がKickstarterに登場

コンパクトなCNCミリングマシン「Evo」がKickstarterに登場し、1時間で目標額の6倍の資金調達に成功している。キットの状態で届くので、ビデオガイドを参照し自分で組み立てる必要がある。

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Evoは、タッチスクリーンとキーパッドを搭載したガントリー型オートマチックミリングマシン。本体サイズの異なる3タイプを用意しており、部品交換で加工サイズの拡張と性能のアップグレードにも対応する。

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タッチスクリーンとキーパッドの一体型なのでPCとの接続は不要で、シンプルで直感的な操作が可能。停止中でもマシンを安定させるモーターのアイドル電流制御や、Z軸の素早いキャリブレーションが可能なマイクロスイッチ付きツール測定センサーなど、ユーザビリティを向上させる機能を搭載する。

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躯体はアルミニウム製で、Z軸はアンチバックラッシュナット付き10mmリードスクリューで、X/Y軸はベルトとプーリで駆動し、スピンドルは800Wモーター、1万~2万9000rpmの「AMB(Kress)800FME」を、ステッピングモーターは「NEMA23」を採用する。コントロールボックスは、「PlanetCNC」をインストールしたRaspberry Pi 4Bを搭載する。

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Adobe IllustratorやInkscapeで作成した2Dデザイン、Fusion360やVectricで作成した3Dモデルに対応し、独自のカスタムポストプロセッサーも提供する。

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「EVO-S」/「EVO-M」/「EVO-L」は、それぞれ本体サイズが850×850×650mm/850×1250×650mm/1250×1250×650mm、加工エリアが600×600×80mm/600×1000×80mm/1000×1000×80mm。部品の交換だけで加工エリアの拡張や、スピンドル「AMB FME-P 1050」を使ったプロ向け仕様へのアップグレードに対応する。標準タイプは、ソフトウッドの切断スピードが秒速2000mmで、加工精度は0.1mm。プロ仕様は、同切断スピードが秒速4000mmで、加工精度は0.05mmだ。

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EVO-S/EVO-M/EVO-Lは、今なら20%オフの2160ユーロ(約27万7000円)/2560ユーロ(約32万8000円)/2880ユーロ(約36万9000円)で入手できる(記事執筆時)。プロ仕様へのアップグレードは、125ユーロ(約1万6000円)で対応する。2021年8月の出荷を予定しており、日本への送料は確認が必要だ。

Evoは、2021年3月5日までクラウドファンディングを実施中。2月17日時点で、2万5000ユーロ(約320万円)の目標額を大きく上回る約18万6000ユーロ(約2388万円)を集めている。

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