Raspberry Piを使いこなすためのレシピ集「Raspberry Piクックブック 第3版」を刊行
2021/02/26 17:45
オライリー・ジャパンは、 Raspberry Piを使いこなすためのレシピ集「Raspberry Piクックブック 第3版」を2021年3月11日に発売する。
本書は、267本のレシピが掲載されている。2014年8月に発売された第1版、2017年8月に出版された第2版に続き、今版で第3版となる。
全18章構成。前半の3章では基本的な設定やネットワークへの接続に加えて、ファイル操作やユーザー権限の管理、コマンドラインの操作方法といったオペレーティングシステムの使い方などについて解説する。
5章から7章まではPythonについて解説。文字列の長さを求める方法や、任意の文字を検索する方法などといった基本的な内容から、リストの作成やソート、クラスやメソッドの定義、HTTPリクエストや構文解析、正規表現など発展的な内容についても解説する。
後半の章ではハードウェア関連についても解説する。GPIOピンやサーボモーター/DCモーターなどのモーター、温湿度や気圧/磁力などの各種センサーなど、幅広い内容を取り扱う。IoTやホームオートメーションでの実用例に加え、最後となる18章ではArduinoとの連携(シリアルモニターを使用した通信、PyFirmataによる制御など)についても解説する。
著者はSimon Monk氏、訳は水原文氏。556ページで、定価は4070円(税込)だ。