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フォトグラメトリー技術の活用体制構築についてシャープと協議——StockGraphyが「文化財・美術工芸品3Dデジタルアーカイブ開発共同体」を発足

StockGraphyは2021年2月25日、「文化財・美術工芸品3Dデジタルアーカイブ開発共同体」を発足すると発表した。同活動により、造形物の3Dデジタル化への貢献に向けて先導的な活動を続けるシャープと、フォトグラメトリー技術の広範な活用体制構築について協議するという。

同社はこれまで、文化財/美術工芸品の保護に向けた造形物の高精度3Dデジタル化技術の開発を進めてきた。今後、新たに立ち上げた文化財・美術工芸品3Dデジタルアーカイブ開発共同体の活動を通じ、より多くの造形物の3Dデジタル保存に貢献することを目指し、高精度な手法の開発と拡張可能な生産体制の立ち上げに向けて活動していく。

3D職人との共創ネットワーク「3DCG.iO」をStockGraphyは運用している。そこで同社は、本取り組みにおいても、3DCG.iOの活動をベースに3Dデジタル化職人との連携を進める。高精度ワークフローの共有によって開発体制を拡張し、世界中の文化財の3D保存に貢献する取り組みを目指すとしている。

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