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3Dプリンターで自作——卓球練習用マシンキット「XBGDIYPP」

3Dプリンターで自作する卓球練習用マシンキット「XBGDIYPP」がKickstarterに登場し、出資を募っている。

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XBGDIYPPは、3Dプリント用データファイルとハードウェアがセットになったポータブルな卓球練習用デバイス。

キットは3Dプリント用STLファイルと、PCB、モーター、ケーブル、アクセサリーで構成される。最大200×200×210mmの造形が可能な3Dプリンターがあれば、約150時間ですべての部品を出力できるという。材料はPLA1200g、TPU50gが必要。レイヤーの高さや厚み、密度といった推奨設定、組み立て用の動画と仕様書も提供する。

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デバイスはスマートフォンのAndroidアプリとBluetooth接続ができ、アプリで配球スピードや回転方向をコントロールできる。1秒間に最高4個のボールを排出でき、最高スピードは時速54kmだ。デバイスのサイズは170×180×210mmで、重さは1.27kg(バッテリー別)、最大70個のボールを収納できる。DC12V 5Aの給電が必要だ。

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XBGDIYPPは、130シンガポールドル(約1万400円)で入手できる。出荷は2021年10月を予定しており、日本への送料は70シンガポールドル(約5570円)だ。また、完成品も245シンガポールドル(約1万9500円)で提供する。出荷は2022年3月を予定しており、日本への送料は85シンガポールドル(約6770円)だ。1万2000シンガポールドル(約96万円)の調達を目標に、2021年3月5日までクラウドファンディングを実施中だ。

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