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アプリで作る理想の住まい——デジタル家づくりプラットフォーム「Nesting β」

VUILDがBIOTOPEと共同開発したデジタル家づくりプラットフォーム「Nesting β」を公開した。

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建築テック系スタートアップVUILDは、地域の伝統構法をデジタル技術でアップデートすることで、まったく新しい建築のあり方を示した「まれびとの家」で2020年度グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)を受賞した。まれびとの家は、地元の木材を使い3D木材加工機「ShopBot」を活用することで製作を地域で完結。長距離輸送や環境負荷、時間やコストの削減を試みたものだ。

今回共同開発したNesting βは、まれびとの家で培った経験を基に作成した家づくりプラットフォームだ。土地の選択やそこでの暮らし方を考え、アプリで間取りを設計、気候風土や予算などに合わせて住宅の性能や仕様を決める。

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家の組み立てはまれびとの家と同様に地域の木材を用い、同じく地域に設置したShopBotで家の部品を出力。家族や仲間同士などでプラモデル感覚で部品を組み立てる。もちろん組み立ては専門家指導のもとに行う。

今後、Nesting βによる家づくりのプロジェクトとして北海道弟子屈町や秋田県五城目町などで具体的な建築物を手掛ける。今回のβ版公開に合わせて先行ユーザーを公募。正式ローンチは2021年10月を予定している。

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