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Monozukuri Ventures、工場の安全性と生産性をDXで向上させるIterate Labsに追加投資

ハードウェアスタートアップ特化型投資ファンドを運営するMonozukuri Venturesは、IoTソリューションを開発するアメリカのスタートアップIterate Labsに、リード投資家として3度目の投資実行を発表した。

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Monozukuri Venturesによると、アメリカでは労働災害件数が2019年時点で25万件以上発生し、死亡事故が過去最悪の件数を記録するなど、生産現場における安全性確保が問題になっている。さらに安全面に加えて、人材確保や生産性向上などの経営課題に対しても影響を及ぼしかねない状況だという。また、同国では非英語圏からの移民などのさまざまな背景を持つ作業者が存在するため、マネジメントや作業モニタリングが難しいという課題も存在する。

Iterate Labsは、コーネル大学の学生だったApoorva KiranとJason Gussが在学中に設立したスタートアップ。リストバンド型デバイスを通じて作業者の個々の状況をモニタリングし、異常やリスクが高い行動、作業効率が低いと思われる行動などをAIがリアルタイムに検知。その結果を現場監督者に通知するソリューションを開発している。

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同社ソリューションはアメリカ国内の大手食肉/食品メーカーをはじめとする製造業企業の工場で導入されている。今回Monozukuri Venturesは、Iterate Labsに対して経営面やハードウェア製造面の支援に加えて、日本を中心としたアジア地域の製造業企業との橋渡しをする。

Monozukuri VenturesのIterate Labsに対する投資は今回が3度目となる。Monozukuri Venturesに加えて、アメリカのTyson VenturesやEntrepreneurs Roundtable Acceleratorなども投資に参加している。

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