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自分で作って遊ぶ「ルアープラモ」、金型屋さんのやりがいも爆釣りか

金型製造のマツキが、初の自社製品となるプラモデル「ルアープラモ」を開発。Makuakeでプロジェクト達成した。

ルアープラモは、同社の1/100mm単位の金型加工技術を生かし、高精度でルアーを再現したプラモデルだ。接着剤を使わずに組み立てができ、4種類のリップを交換可能だ。オリジナルのリップを使用することも可能だ。さらにルアーの泳ぎ方を変化させるウェイト(6mm球)が付属し、数や位置を変更できる。

この製品は、あくまで“ルアーを再現したプラモデル”ということだが、浸水しないように接着処理すれば、水の中で遊べるようになっている。

製品のサイズは135×105×15mm(ランナー状態)で素材はプラスチック(ポリスチレン)。一般販売版はクリア色のみだが、今回のプロジェクトではレッド、ブルー、ブラックを加えた4色展開となる。

支援およびリターンは、「ルアープラモ1個」1300円、「同2個セット」1620円 (いずれも税込)などが用意されている。さらに、造形作家の村瀬材木氏およびHAKURO氏のオリジナルカスタムモデルもある。

プロジェクト目標額20万円のところ、2021年5月13日現在67万5275円の支援が集まった。

プロジェクト主体のマツキは、1978年の創業以来、40年以上、プラモデルや鉄道模型などおもちゃの金型を製造してきた。自社業績の良しあしに波があることに対して危機感を覚えていた頃に、社内の釣り好きやプラモデル好きのスタッフが集まって自社製品として開発したのが今回のルアープラモだ。

マツキは、この取り組みがSDGs(持続可能な開発目標)における「7.働きがいも経済成長も」「8.産業と技術革新の基盤をつくろう」にもつながったとアピールする。今回の自社製品開発が、同社従業員のやりがいにもつながったという。また同製品を通じて今までプラモデルを作った経験のない層にも市場を広げることで、ホビー業界やものづくりの発展の基盤になると考えているとのことだ。

吉本プラモデル部が、マツキの金型工場見学に来た。

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