スイッチサイエンス、6軸の可動域を持つロボットアーム「myCobot 280」発売
2021/05/27 11:40
スイッチサイエンスが、Elephant Robotics製の6軸協働ロボットアーム「myCobot 280」の販売を開始した。
今回発売するmyCobot 280は、同社主力製品と同様である6軸の可動域を持つ。ROS(Robot Operating System)にも対応し、小型/軽量化した学習用ロボットとして開発したモデルだ。制御用マイコンにはM5Stackシリーズを採用している。
ペイロードは250g。アーム長は350mmで、作業半径は280mm。精度は±0.5mmで本体重量は850gとなる。本体の他にUSB Type-Cケーブル、M5Stack Basic用ジャンパワイヤー、ACアダプター(12V/4A)が各1個付属し、価格は8万5140円(税込)だ。
myCobot 280を固定するためのフラットベースおよびGベース(クランプ)、先端に取り付けるエンドエフェクターのグリッパーと吸引ポンプも併せて発売する。
Elephant Robotics(大象机器人)は、「人間のいる空間で、人間と協働作業する」をテーマとする協働ロボットを開発する中国・深センの企業。同社のロボットアームは、欧州自動車メーカーでも採用されている。