同技術は、3Dプリンターで出力したパーツをフィギュアの表皮部分と内部の層に分割し、色や厚さが異なる二重構造を採用。内部の特殊調色樹脂が外部の光を受けて反射し、その反射光が肌部分を透過することで透明感を得られる。加えて肌部分を要所ごとに厚さを変えることで、影になる部分も忠実に表現した。これらにより未塗装の状態でも、光が透過して人肌のような自然な発色と透明感が表現できるようになった。

今回開発した肌表現技術は、同社の「Bfull FOTS JAPAN」3Dプリント製純国産フィギュアブランド、「FIGÜREX」等身大フィギュアブランドなどで採用されている。